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ブレーキ開発に必要なトルクのはなし

ブレーキ開発に必要なトルクのはなし

トルクといえば、自動車のエンジンパワーを確認するためによく聞く言葉。

一般的に言うと、モノを動かしたり引っ張ったりする力を表す単位として使われている場合が多いですね。

「最高出力357kW(485ps)/6,400rpm、最大トルク588Nm(60.0kgf・m)/3,200-5,200rpm」とか。。。

実は、ブレーキにも「制動トルク」という言葉がよく使われます。

「制動トルク」は、自動車(クルマ)のみならず自転車(ジテンシャ)のブレーキにも非常に重要な性能です。

この「制動トルク」とは、
回転している物体に摩擦力を生じさせ、
摩擦を生じさせたポイント(摩擦作動点)と回転している物体の回転軸までの距離の積で算出されます。

力と距離の積であるため、単位は一般的にN・mで表されます。

ブレーキは、回転体に伝搬された動力が慣性運動に変わった時(惰性で回っている時)に、制動トルクをかけてブレーキングをします。

回転体に伝搬された動力を生かしながら、回転速度を調整したりするのは、制動トルクではなく摺動トルクになります。
クラッチがその応用です。

制動トルクの話に戻ります。
自転車関係の各性能は、J I S(日本工業規格)で厳しく定められています。

ブレーキの性能も制動トルク試験を行い、その性能範囲にトルク値が収まらないといけません。


※日本工業規格(JIS)自転車―ブレーキ JIS D 9414 2016 「7」性能より抜粋

ママチャリやシティーバイクは時代と共に進化し、特に電動アシスト自転車の需要が伸びてきています。
子供乗せなどを可能としたものが多く、
車輪のインチダウン、車重が重くなる、タイヤが太くなるなど重心が低く重くなった車両を電動モーターの力で加速させる仕組みなので、
安全に「止まる、減速する」などブレーキの性能は、より良いものを求められることになるでしょう。

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